部位別の加齢臭　どこから臭う？

【頭の臭い】
　頭の「臭い」には、頭皮と毛髪から臭い場合があります。
　頭皮の場合は、皮脂に細菌が繁殖して「臭い」を発生させるケースです。これは、フケ自体にはさほど臭いはないのですが、フケが細菌の栄養分となってしまうためです。

【毛髪の臭い】
　毛髪には、臭いを吸収して、逆に、吸収した臭いを発散する性質があります。
　例えば、パチンコ店から出てくると、服だけでなく髪の毛もタバコ臭くなっているといった感じです。

【耳の後ろ】
　意外と思われるかもしれませんが、耳の後ろは、体温の高い場所でもあり、皮脂の分泌が多いところでもあります。皮脂の分泌が多いところは「ノネナール」も発生しやすくなるというわけです。

【顔】
　顔の部分でいうと、首の後ろ側やひたいから鼻にかかる部分なども加齢臭が発生しやすい場所です。ワイシャツの襟の汚れがひどい人は要注意です。

【体】
　体の部分では、胸や背中から加齢臭が発生しやすいと言われています。これは、皮脂線が集中しているためです。
　

　主な部位別ですが、どこから加齢臭が発生するのかを理解することで、入浴やシャワーなど、少し気をつけて洗うだけで、臭いの発生も変わってきます。
　入浴では、家族共通の石鹸やシャンプーなどを使われてると思いますが、さまざまな加齢臭対策に適した石鹸などがありますので、対策を講じることが大切です。
　まずは第一歩を！
　

【ワンポイント】
　決して、香水でごまかすのはよくありません。香水と加齢臭が合わさることで、臭いに麻痺し、余計、ひどい加齢臭になることも・・・・・