加齢臭はどうして発生するのか

　加齢臭の主な原因は「ノネナール」と言われています。「ノネナール」とは皮脂が紫外線などを浴びて酸化すると皮脂にバクテリアが繁殖して、それらが発酵することによって出てくる悪臭成分の事で、これが嫌な臭いを引き起こしています。

　個人差はあれど加齢臭は４０代くらいから発生しやすいと言われています。若い頃は、体臭なんて縁がなく、悩みに感じない人がほとんどです。
　例えば、若い時、元来脂性の人や汗っかきの人なら、嫁さんから「あなた臭いわよ。しっかり洗ってるの？」と言われることがあっても、４０歳をすぎたあたりから、毎日言われるようになると、嫁さんといえど女性から「クサイ」と言われ続けるわけですから、それはショックですよね。
　おまけに娘たちから、洗濯機に脱いだものをそのまま入れようとすると、「お父さんのとは別にして洗うからこっちに入れて」と別にされてしまうと・・・・・。
　おまけに自分では「臭い」がすることに気づかないため、二重のショックです。
　そうなると、周りの女性や男性も何も言わないだけで「臭う」と思っているのでは・・・

　などと悩んでいる方は多いのではないでしょうか！


　他にも、ストレスや不規則な生活・喫煙や脂っこい食事なども、ノネナールが発生する原因のひとつと考えられています。
　また年齢を重ねることで、体の抵抗力が弱まったり、疲れやストレスの影響を受けやすくなったりします。すると、ノネナールを発生しやすい状態となり、加齢臭が発生してしまうことに・・・・なってしまうのです。